top of page
梨の歴史と販売
吉野の玄関口に広がる果樹の里
大阿太高原は、標高約220mのなだらかな高原地帯で、南に大台ケ原・大峰山系、西に金剛・葛城の山々を望む絶景の地です。もとは桃山と呼ばれ、桃の栽培がされていましたが、明治以降は梨の栽培に移りました。温暖な気候と水はけのよい土壌が果樹栽培に適しており、ぶどうやみかんも栽培されています。
幻の梨「二十世紀梨」
この地で栽培される「二十世紀梨」は、奈良県内でもトップクラスの出荷量を誇ります。耕作面積が限られているため、全国流通は少なくスーパーではほとんど手に入らないので「まぼろしの梨」とも呼ばれています。果汁たっぷりで、酸味と甘みのバランスが絶妙です。
樹上完熟へのこだわり
大阿太高原の梨農家は、梨を完熟するまで木にならせたまま収穫する「樹上完熟」にこだわっています。この方法により、梨本来の甘みや香りが最大限に引き出され、より濃厚な味わいになります。
梨のお求めは以下のサイトをご参照ください。
🔶真田園ホームページ
🔶緑三園インスタグラム
🔶中政農園ホームページ
🔶山昌園
🔶ヤマサ農園
🔶明生園
🔶カネマサ農園
梨の花で村おこし
花といえば桜をイメージしますが、梨の花も美しいものです。梨の花は桜の開花から一週間ほど遅れて、4月上旬から中旬にかけて開花します。白く愛らしい梨の花は、「清純」「純潔」の象徴ともされ、花が咲く時期になると、梨畑は一面純白の花がじゅうたんのように咲き誇ります。
大淀町では、梨の花が町の花として制定され、マスコットキャラクターの「よどりちゃん」も梨をモチーフにしたゆるキャラです。
また、大淀町のマンホールは吉野川のアユと大阿太高原の梨がデザインされています。
梨の花が咲く4月上旬から中旬にかけて、梨の花フェスタが開催され、マルシェや梨の花のライトアップなどのイベントが行われています。
bottom of page